活動の様子
海と森をつなぐエコツアーレポート
開催日時:2004年11月27日(土)〜28日(日)
開催場所:盤洲干潟〜かずさの森(君津市折木沢)
参加者:子供2人、大人21人
協力団体:NPO盤洲里海の会、かずさわくわく
活動内容:小櫃川河口の干潟から源流の水源林までを見学することにより、ツアーの参加者に海、川、山を別々のものではなく一つの生態系として捉えていただく。
11月27日
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盤洲干潟見学 NPO盤洲里海の会の方々に 干潟を案内していただいた。 |
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久留里の造り酒屋見学 小櫃川中流にある、良質な水で有名な久留里の造り酒屋を見学した。 |
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上総亀山の農家で自然薯掘りを体験 |
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自然薯他地元の食材で作った料理で食事 |
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かずさの森のログハウスでコンサート |
11月28日
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集合写真撮影後、森の中を散策 |
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東大演習林一般公開日のため、演習林内部を見学 |
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ボートで亀山湖の紅葉を水上から見物 |
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地元企業の施設をお借りし、木工体験 |
まとめ
一泊二日の限られた時間内で多くのイベントを体験できたため、参加者からは「盛りだくさんな内容で大変満足した」という意見が多かった。また、地元のNPOや企業や農家とうまく連携できたため、今後も継続させて行くことによって地域振興の一助になるのではないかと考えられる。
★本事業は平成16年度千葉県グリーンブルーツーリズム助成事業として、かずさの森を支援する有志が結成した団体「かずさの森ワーカース」が主催しました |
活動趣旨
君津地域は冬でも温暖な自然の凝縮地である。ここを流れる小櫃川の源流から河口までを使った、短期滞在型の観光コースを組み立てる。小櫃川源流部は豊かな森林地帯で、自然観察・農林業体験・環境教育プログラムの最適地である。小櫃川流域に拡がる里地は、豊かな農業生産が営まれ、河口部には干潟が拡がり、海の食と遊びを通じた、魅力ある観光スポットの可能性を秘めている。
しかしながら、千葉県の施設別観光客入り込み数を見ると、この地域では、東京湾アクアラインの海ほたるパーキングが唯一の集客施設であり、それ以外の際だった拠点施設は列記されていない。また農林水産業に関わる産業観光は、この間人気が低迷し、むしろ、サーフィン、キャンプといったスポーツ観光が人気を高めている。
首都圏という巨大消費人口に対して、自然を謳歌できる最も至近距離の観光スポットが「君津(房総)」である。自ら動き、遊ぶというエキサイティングな企画を加えることで、「食と遊びと自然の房総」を満喫してもらえると確信している。
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